バドミントンのラケット比較3選!自分にぴったりのおすすめの選び方とは!?

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バドミントンは子供の時にも家族の人や、お友達ともして遊んだことのあるものだと思います。

しかし、実際に部活動や本格的に取り組もうとした場合、ラケット選びから迷ってしまうのが実状です。

わたしは、子供が部活動で始める時に、ラケットの種類からシャトルの種類など、その多さに驚いてしまいました。

その時に学んだことをお教えしたいと思います。

バドミントンラケット・初心者におすすめ

とにかく、スポーツ用品店に行って、バドミントンのラケットの種類だけを見ても、どうしたら良いかが分からなくなるほどの多さに驚きます。

フレームも以前は遊戯用に木製のものが多かったのですが、競技者が増えて本格的にする人が多くなってきた今は「カーボン繊維」「チタン」「アルミ製」が主流です。

グリップも木製の上にテープが張られていますが、その上から「グリップテープ(ポリウレタン製・タオル地)」を巻いている人がほとんどです。

価格もホームセンターで買える¥1,000程度のものから、高価なもの(競技者・上級者向け)だと¥20,000以上のものまであります。

その中で、初心者におすすめなのは「オールカーボン製」の¥5,000程度のものが良いでしょう。

「アルミ製」や「鉄製」のものは安価ではありますが、重いため扱いが難しく、肩や手首を傷める可能性が高いと言われています。

では、その「オールカーボン製」の¥5,000程度のものの中でどのようなものが良いかを詳しく見てみましょう。

1、全体の重さ…3U「普通(85~90ℊ)」~4U「少し軽め」

(バドミントンのラケットの重さを表す単位が「U」です)

中級者や上級者になると重い2Uを好む人もいると思います。

5U「かなり軽い」や6U・7Uの「すごく軽い」は小学生のような力の弱い入門者や初級者には良いでしょう。

2、シャフト(グリップとラケット面の間)の柔らかさ

…ここの「しなり」「柔らかさ」(フレックス、と表現します)が飛びを左右します。

【柔らかい】小学生・女性・初心者向け

シャフトのしなりが大きい
→シャトルをヒットした時にしなった反動でより遠くに飛ばせる

シャトルが面に当たっている時間が長い
【 硬 い 】 ハードヒッター向き(中・上級者)

シャフトのしなりが少ない、
ラケット面の安定感がある

3、広いスイートスポット(ガット部分で当たると良い部分)であるか

…ガットには強さが16ポンドから30ポンドまで
16ポンド「ゆるい」  入門者・初級小学生レベル

18ポンド「ややゆるい」初級者
中級小学生から初級中学生レベル

20ポンド「標準」   中級者
中級中学生から初級高校生レベル

22ポンド「やや硬い」 男性中級者
上級中学生から中級高校生レベル

24ポンド「硬い」   上級者・上級高校生レベル

26ポンド「かなり硬い」県大会出場者レベル

28ポンド「とても硬い」全国大会出場者レベル

30ポンド「ありえない」日本リーガーレベル
高いポンド数では、スイートスポットが狭くなると覚えておいてください。

それと、スイートスポットにシャトルが当たると「打点が安定」する利点があります。

ラケットの長さに慣れるまではスイートスポットが広いものが良いと言われます。

また、ガットには太さと張る強さにも違いがあります。

「細い」ガットで「弱く張る」とよく飛びます。

ただ、パワーがあり、ヘッドスピード(ラケットを振るスピード)も速い人には高いテンション(張る強さ)で張ると速いスマッシュが打てます。

細いガットは切れやすいです。

ガットは使用中に切れてラケットが使えなくなることもあるので、競技する人はラケットを2本以上持っているのが一般的になります。

バドミントンのラケットが壊れてしまったら修理はどうやってする?

先ほども書きましたが、ラケットで壊れやすいのは「ガット」部分です。

ガットの張り替えは自分ではなかなかできるものではありません。

購入したお店で新しいいガットを持って修理をお願いしましょう。

その他に、ラケットの寿命は「金属疲労による劣化」カーボン製の場合は「反発力が無くなって『へたり』がくる」ために使えなくなるようになります。

頻度としては、2~3回/週の練習では2~3年くらい、毎日の練習ではだいたい1年で買い替えの目安になります。

初心者向けのモデルの安いものは耐久性がなくなり、折れたりガットを張れないようになり、割とすぐに買い替える必要が出てきます。

そう考えると、ラケットが壊れた場合、修理は自分で行うのは難しく、修理もできない場合が多いものです。

ガットが破れた時も、専門店でガットを張り替えてもらわないといけませんし、フレーム等が壊れた時は買い替えた方が良いことを知っていて欲しいと思います。

その他に気にしてほしいラケット選びのポイント

もう少しラケットを選ぶポイントとしてあげられるのは「重量バランス」です。

・先端(フレーム)が軽いもの『トップライト』
…利点として素早くラケットの操作ができる、初心者向け

・中間『イーブンバランス』
…オールラウンダー向け(初心者も可)

・先端が重いもの『トップヘビー』
…強いスマッシュでもパワーに押される感覚が少ない(中級者以上向け)軽く当ててもシャトルがラケットに当たれば上手にレシーブができる
ことが多い

ということもラケットを選ぶときに気にしてほしいポイントになります。

ま と め

このように、ラケットを選ぶだけでも色々なポイントがあり、注意点があります。

部活動で毎日、練習していた私の子供はスイートスポットにシャトルがなかなか当たらず、ガットをよく切っていました。

最初は1本しかラケットを買わなかったのですが、結局、修理に出している間に使うラケットが必要で(後になって試合にも必要になりました)2本買うことになりました。

それぞれのプレイスタイルによってラケットの選び方やガットの張り方が違うことを知って、自分に合ったものを買って、楽しくバドミントンをしてください。

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