バスケットボールに興味を持ち始めようと思っている人。
または試合を見てもいまいちルールがわからない方にわかりやすくバスケットの基本的なルールをご紹介して説明していきたいと思います。
ルールを覚えるとまた違った見方もできますし、バスケットをより楽しく遊ぶこともできます。
バスケットの基本的なルールを知ろう!
バスケットは5対5で行うスポーツで、自分のコートのリングに相手から入れられないように阻止するディフェンスと相手のゴールに入れるオフェンスの2つの役割があります。
これはサッカーと一緒です。
しかしサッカーとは違うルールや試合運びもあります。
そこでこれからバスケットのルールを大まかに説明すると、
- 足を使ってボールを運んではいけない
- ボールを持っている相手にボール以外の場所を触れてはいけない
- ボールを持ち3歩以上歩いてはいけない
- ボールをドリブルしている途中で持ってしまい再度ドリブルすることはできない
の4つが基本的なルールになります。
他に細かく説明する前にこの4つのルールをしっかり覚えてください。
それぞれルールを破ってしまうと呼び方があり、
1はキック(故意にキックしてしまうと相手ボールになってしまいます。)
2はファール(ファールの中でも呼び方が数種類あります。)
3はトラベリング
4はダブルドリブル
と言われています。
3に対しての覚え方は、
「いーとーまきまき、いーとまきまき、3歩歩いて、トラベリング♪」
と歌があるほどです。
基本的なルールを覚えることで、バスケットの遊び方や楽しみ方がわかってきたかと思います。
次にルールを覚えて気をつけたいことをご紹介していきたいと思います。
基本的なルールを覚えて気をつけたいこと!
基本的なルールを覚えられた方は、よし!ルールを覚えたからもう大丈夫と思われがちです。
しかしそうはいかないのです。
さらに試合の流れで起きるルールを説明していきたいと思います。
バスケットボールは基本的に10分×4セットを行います。
1、2、3、4とセットで行われ1セット目が終われば2分休憩が設けられ、2セット目が終われば最大15分の休憩が設けられます。
3セット目が終わればまた2分の休憩が設けられ計1時間程度で終わる試合流れとなっています。
選手が違反すればサッカーとは違いその都度時計を止めるので、アディショナルタイムなどはありません。
また試合を行っていくとボールがコートから出てしまった場合も時計が止められるので、試合の流れは遅いと思われがちですが早い試合展開のため攻守の入れ替わりも早くあっという間に10分間が過ぎてしまいます。
試合の流れで起きるルールとしては、シュートを打った相手にファールをしてしまえばフリースローというのが与えられます。
フリースローとは、決められた位置から相手に邪魔されることなくシュートを打つことができます。
他にもスリーポイントラインと設定されている離れた位置からシュートを入れると本来2点ですが、3点とカウントされます。
攻守の入れ替えが早いので、気づいたら攻撃、気づいたら守りとなかなか忙しいスポーツになっています。
交代は何度行ってもいいので、多くの方が楽しめるスポーツでもあります。
基本的なシュートを覚えてみよう!
ルールや試合の流れがわかってきたと思います。
そこでこれからシュートの仕方をいくつかご紹介したいと思います。
バスケットのリングに入れればどのような入れ方でも構いませんが、せっかくバスケットを行うのであれば華麗なシュートを打ちたいと思うはずです。
そこでこれから基本的なシュートの種類をご紹介します。
レイアップシュート
走りながらゴールに片手で置いてくるように打つシュートです。
基本的に成功率が高いので初心者の方はこのシュートから始めます。
あのスラムダンクでお馴染みの桜木花道もこのレイアップシュートからの練習を始めた基本的なシュートの1つになります。
ジャンプシュート
少しゴールから離れた位置で真上に飛び利き手でゴールに向けて放つシュートになります。
基本片手でシュートを行い片方の空いている手はボールを支えるだけという形です。
女性は筋力が男性に比べ弱いので両手で打つことが多いです。
「左手はそえるだけ」とスラムダンクで名言が生まれたシュートもこのジャンプシュートになります。
上級者になると他にも難しいシュートができるようになります。
フックシュート
正面でシュートを打てない場合に打つシュートです。
ゴールに向いていないので、なかなかシュートを打つのも難しく片手でスナップを効かせて打つので、ある程度の経験がないと打つことができないシュートになります。
バックシュート
ゴールに背を向けて打つシュートです。
サッカーで例えるとオーバーヘッドシュートのようなもので、バスケットボールの経験を積まなければなかなかできないシュートになっています。
なかなかこの二つのシュートは経験者でもあまり見ることがないシュートなので、試合などで見られるとレアかもしれません。
最後にバスケットボールの花形的なシュートをご紹介したいと思います。
ダンクシュート
ボールをそのまま直接ゴールへ叩き込むシュートになっています。
このシュートを行う絶対条件としてまずゴールにジャンプをして届くのかどうかです。
誰もが憧れるシュートなだけに高校生の試合などでダンクができる選手がいたら注目が集まります。
高いジャンプ力または恵まれた高身長を持って初めてできるシュートです。
また本場のアメリカなどになると高い身体能力と高身長で普通のダンクだけでなく、空中で回転したりボールを回したりと予想もできない動きで観客を湧かせるバスケットボールの代表とするシュートになっています。
ま と め
バスケットは現在細かいルールに分ければ250ほどにもなります。
しかし今回ご紹介したルールを覚えていれば、バスケットボールの形として試合を行えます。
ぜひルールを覚えてみんなでバスケットを楽しんでもらえればと思います。