最近、体重が少し気になりはじめた……ランニングでダイエットをしようかなと考えている方は多いと思います。
しかし、ランニングをするうえでどれほどの時間走ればいいのだろう?と悩んでいる方いるのではないでしょうか。
目安がある方がやりやすい、基準が知りたいという方のためにお話させていただこうと思います。
1時間で消費するカロリーはごはんで例えると?
まず、ひとくちにランニングといっても、実のところ一体どれぐらいのカロリーをしているのでしょうか?ほんとうに意味があるのでしょうか?
ランニングの消費カロリーを出す計算式というものがあります。
それがこちら。
「体重(kg)×距離(km)=消費カロリー」
基本的にはこれで消費カロリーが算出されるといわれています。
つまり、体重50kgの方が1時間で8キロ走れたとすると、「50(kg)×8(km)=400」となるので、1時間で約400キロカロリーを消費できたということになります。
この400キロカロリーの消費をごはんで例えると、だいたい白米2杯半と同じくらいのカロリーを消費したことになります。
つまり、1時間のランニングは白米2杯半分のカロリー消費効果があるということになります。
ランニングでより効果的にカロリーを消費する方法とは!?
時間単位で消費できるカロリーの量が判明したところで、次はその消費カロリーをどうすれば大きくできるのかという話をしたいと思います。
まず、ランニングという有酸素運動は身体の脂肪を燃焼させることによって、エネルギーを使いカロリーを消費しています。
そして、この有酸素運動は基本的に20分以上継続的に行わなければ、効果を発揮しないといわれています。
なので、まずはじめの20分は継続することを忘れず、意識的な運動を心がけるようにしてください。
そして、効果的なカロリー消費につながるのが、食前と食後のどちらに走るべきかという問題です。
これはとても重要なことで、食後の場合は「脂肪を燃焼させるための運動」になり、食前の場合は「身体に筋肉をつけるための運動」ということになります。
これはどちらにせよダイエットにつながる話なのですが、走った後にごはんを食べる場合はタンパク質が豊富な鶏肉などを摂取するようにしましょう。
脂肪燃焼に役立つ筋肉を増強することで、代謝の良い体がつくられダイエットに絶大な効果をもたらします。
また、ランニング後、すぐにシャワーで汗を流すのはあまりよくありません。
ランニン後は体が余熱をもち続けていて、その余熱で脂肪を燃焼させたり、代謝をよくしたりします。
なので、運動直後は冷えないよう気をつけながら十分程度の時間を置き、汗を流すようにしましょう。
また、ランニングをはじめる際に、1番してはいけないことが「無理をする」ということです。
たしかに、さきほど紹介したような計算式でいうと、走れば走るほど消費カロリーが大きくなりますが、無理をして身体を壊したり、筋肉を痛めたりするとランニングをする行為自体に億劫さを感じることになってしまいます。
最初はダイエットや消費カロリーなどのことは気にせず、ひとりで音楽を聴きながら走るのもいいですし、ランニング仲間がいれば軽くおしゃべりする程度のスピードで、のんびりと走るのもいいでしょう。
とにかく楽しく走ることが1番の近道といえるのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はランニングでダイエットを目指しているみなさんのための情報をいくつか紹介いたしました。
お役に立てたでしょうか?
ランニングは日常の運動の中ではかなりお手軽で遊び感覚ではじめられるものです。
はじめは軽い気持ちでもいいので、楽しんでみてください。
もしも、走るという行為自体に面白さを見出したのなら、あなたの生活はとてもいいものになっていくだろうと思います。
そして、食事をはじめ睡眠、人間関係など生活のさまざまなものをコントロールして健康的な身体をつくっていきましょう。